四国中央YEG 四国中央商工会議所青年部

四国中央ＹＥＧは、６月３０日（火）四国中央商工会議所に於いて６月度例会を開催しました。例会アワーでは、講師に特別支援教育の現場でご活躍中の岡山県立岡山盲学校非常勤講師竹内昌彦氏を招いて『私の歩んだ道』～見えないから見えたもの～と題してご講演していただきました。講演では、竹内先生の生い立ち、目の不自由だった少年時代のいじめ体験、そして目が見えなくなってからの人生についてお話をしていただきました。講演の中で心に残る大切なメッセージをたくさんいただきましたが、その中でも１番印象に残っているのは「親から授かった命を大切にすること」「自分の命は自分一人の命ではない」という言葉です。竹内先生は、「あなたの命は、あなたの母親の命であり、父親の命であり、そのまた父母から受け継いだ家族みんなの尊い命、どんなに辛いことがあっても大切な命を自ら絶つようなことは決してしてはならないと」先生自身は少年時代にいじめられたときは人を傷つけることなく、何か行動に出て問題を大きくしたそうです。問題を大きくすればするほどいじめた側は困るからと話されました。今回の講演では私自身「自分の命の重さ」について改めて考えさせられました。今後は、どんなに辛いことや悲しいことがあったとしても、周りの人たちに感謝をしながら、生きることの尊さ・すばらしさを感じながら力強く生きていこうと思いました。

研修委員長　寺尾有貴

講演会の様子

新入会員の井堀君

新入会員の町田君