活動報告ActivityReport

平成26年度 研修委員会 伊勢神宮研修旅行報告

2015.03.27

四国中央YEG

【参加者】

研修委員会 委員長 南 尚邦

研修委員会 副委員長 旭 晃宏

副会長) 篠原 浩一郎

運営専務理事) 脇 正樹

副運営専務理事) 小城 干樹

監事) 矢野 正樹

理事) 城下 拓巳

理事) 森實 大輔

理事) 河本 善雄

会員拡大親睦委員会 副委員長  眞鍋 一慶

イベント事業推進委員会 委員長 星川 優

メンバー 宮内 雄三

 

【伊勢神宮の豆知識】

「お伊勢さん」「大神宮さん」と親しく呼ばれ、辞書などでは「伊勢神宮」と紹介されていますが、単に「神宮」というのが正式な名称です。神宮とは、伊勢の宇治の五十鈴(いすず)川のほとりにご鎮座の太陽を神格化した天照坐皇大御神(天照大御神)を祀る皇大神宮(こうたいじんぐう、内宮=ないくう)と、伊勢の山田の原にご鎮座の衣食住の守り神である豊受大御神を祀る豊受大神宮(とようけだいじんぐう、外宮=げくう)の総称で、古くは伊勢太神宮(いせのおおみかみのみや)ともいいました。

この両大神宮の正宮(しょうぐう)には、別宮(べつぐう)、摂社(せっしゃ)、末社(まっしゃ)、所管社(しょかんしゃ)が所属しており、全てで125の宮社を数え、これらの宮社をふくめた場合も神宮といいます。

別宮とは、ご正宮の「わけみや」の意味で、所属の宮社のなかでも重んじられ皇大神宮に10所、豊受大神宮に4所の別宮があります。

摂社は、『延喜神名式』(927年)に所載されている社で、末社とは、同書にはのせられていないが、神宮の儀式のことをまとめて神祇官へ提出した文献である『延暦儀式帳』(804年)にのせられている社のことです。

20年に1度の大祭、神宮式年遷宮(じんぐうしきねんせんぐう)は、正殿(しょうでん)を始め御垣内(みかきうち)のお建物全てを新造し、さらに殿内の御装束(おんしょうぞく)や神宝(しんぽう)を新調して、神儀(御神体)を新宮へお遷し申し上げる、我が国で最も重要なお祭りのひとつです。

ホームページより抜粋

【研修】

3月14日 朝6:45分 商工会議所集合 全員元気に集合し、平成25年10月に神宮式年遷宮を行った伊勢神宮へ向けてバスは出発しました。行きは到着して直ぐに大事な特別参拝があるので、服装はスーツ、白シャツ、ネクタイ着用で参加し、飲酒した状態では特別参拝をさせてもらえないので、南委員長から厳命が下り、行きのバスは禁酒でした。手の震えを抑えながら我慢の時間が続きました。途中、トイレ休憩を挟みながら小雨降る中、また、信楽あたりでは雪が降る中、伊勢神宮を目指しました。南委員長の日頃の行いが良いのか、伊勢に到着する頃は、雨も止み快晴とは言いませんが、まあまあの天気にも恵まれました。

伊勢に到着して、今回、お世話になる妻鳥町 三皇神社の御子息 熊本充良様と合流しました。特別参拝をするには神社宮司が同行しないとできないのでご足労をお願いしました。初日は豊受大御神をお祀りもうしあげる外宮に参拝をしました。参拝の順番は外宮へ行き、内宮を参拝するそうです。

=外宮入口=

外宮入口

=外宮正宮=

外宮正宮

 

=内宮正宮=

内宮正宮

外宮では御神楽祈祷をお願いして、篠原副会長を代表に由緒正しい御神楽を見学し、商売繁盛をお願いしました。それから正宮へ行き、特別参拝をさせて頂きました。一般の人は垣の外側からの参拝になりますが、読んで字のごとく特別に中へ入れて頂き、一般の人の視線を背中に感じながら篠原副会長を先頭に2礼、2拍手、1礼を行い、参拝させて頂いたことに感謝を申し上げました。正宮は願い事をせず、感謝の気持ちをお伝えする場所だそうです。願い事をするのは次に行く、多賀宮(たかのみや)です。多賀宮で商売繁盛をお願いしました。遷宮をした後なので、新しい社のすぐ横に前の社跡がありました。このあと風宮、土宮にもお参りをしました。ちょうど、風宮が遷宮の日で15日の夜に遷宮を行うそうです。運良く神宝を運び出している所を見ることができました。有り難いことです。外宮を出たあとすぐ近くにある式年遷宮記念 せんぐう館を見学しました。社殿造営・ 御装束神宝奉製の技術を展示、解説していました。伝統の製法を守り、その質の高さに驚嘆しました。その後、バスで移動し、倭姫宮(やまとひめのみや)を参拝しました。1日目の予定を全て終了し、ホテルにチェックインした後、夕食兼懇親会場の勾玉亭に移動し、2時間飲み放題の懇親会が盛大にスタートしました。バイキング方式の鍋付き豪華食事に堪能しつつ、大好きな熱燗をグイグイ飲みました。この日本酒が東獅子と言う酒で飲み放題には勿体無いほどスッキリとした美味しいお酒でした。ちなみに小城君は、揚げ物三昧でした。楽しかった。更に2次会(ワインバー)、3次会(ラーメン)と行き、伊勢の夜は終了しました。

2日目、7時45分ホテルロビー集合。数名は朝5時起きで誰も居ない内宮を参拝してきたそうです。素晴らしい。この日は、以前、公演に来てもらった神力車 松本祥平様にガイドをお願いし、三皇神社 熊本充良様とお姉さまの早希様にも同行して頂き、天照大御神をお祀りもうしあげる内宮参拝に向かいました。内宮に向かう前に猿田彦神社を参拝して、徒歩で内宮を目指しました。通常は宇治橋を渡り内宮に入りますが、ガイド松本さんの案でマニアックな裏道から入って行きました。樹木の大きさと厳かな空気を感じながら、鳥居を潜り五十鈴川の御手洗場、滝祭神(たきまつりのみや)、風日祈宮(かざひのみのみや)を参拝しながら正宮に向かいました。正宮では特別参拝をさせて頂きました。

それから荒祭宮(あらまつりのみや)に参拝し、商売繁盛をお願いしてきました。帰りは、宇治橋を渡り、内宮をあとにしました。ここでガイド松本さんと別れ、おはらい町、おかげ横丁で自由時間を楽しみました。雰囲気のあるいい町並みでした。しかし、人が多かった。私は、赤福本店でお土産用赤福を購入し、おはらい町の伊勢萬で「おかげさま」生原酒を飲みました。これは日本酒好きな方には是非飲んで頂きたいお酒です。生なので持ち帰りが出来ないのでその場でしか飲めません。私と森實君は2合ほど頂きました。うまかった~。この後、矢野監事に予約してもらったすし久で昼食を頂きました。私は、伊勢名物手ごね寿司を頼みました。これも絶品でおいしかったです。自由時間も終わり、お世話になった熊本姉弟と別れ、四国中央市を目指して帰路に着きました。午後8時商工会議所に到着し、無事、伊勢研修を終えることができました。有意義でとても楽しい時間を過ごすことができました。研修委員会の皆さん大変お世話になりました、また、ご苦労様でした。ありがとうございました。YEG最後に素晴らしい思い出ができました。是非、今回参加できなかった方も大勢で同じ時間を共有できる素晴らしさを感じて欲しいものです。

改めて、ありがとうございました。

宮内雄三

【参考資料】

=倭姫宮(やまとひめのみや)=

やまとひめのみや

 

=早朝の内宮=

早朝の内宮

 

=多賀宮(たかのみや)左 遷宮跡 右 遷宮後=

たかのみや

 

=猿田彦神社(さるたひこじんじゃ)=

さるさひこじんじゃ

 

=生原酒=

生

 

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